風しんは、免疫のない女性が妊娠中に感染すると、先天性風しん症候群の赤ちゃんが生まれる場合があり、決して軽視はできない疾患です。
ワクチンの在庫確保のため、予約が必要です。
助成制度がございますので、ご自身が対象かどうかをご確認ください。
※ 接種後の2か月間は、妊娠を避ける必要があります。
風しん抗体検査についてはこちら。
接種対象者の種類
以下より該当する項目を選択してください。
(クリックすると詳細を確認できます。)
[受付中] 北区 〜63歳
下記①〜④の全てに該当する方が対象です。
① 東京都北区内に住所を有する方
② 昭和37年4月2日〜平成19年4月1日生まれの方
③ 下記のいずれかに該当する方
・妊娠を希望する女性
・妊婦または妊娠を希望する女性と同居中の方
④ 風しんの抗体価が低いと判定された方
(HI法16倍以下、EIA法8.0未満もしくは他の検査方法で同等の数値)
※ 同居とは、住民基本台帳により同一住所であることをいいます。
※ 事前に患者様ご自身で、北区への申請が必要となります。
※ 詳細は 北区のWebサイト をご覧ください。
※ 今年度19歳になる方は、お誕生日を迎えられてから接種可能になります。
※ 次のいずれかに該当する方は対象となりません。
・風しんワクチンを2回以上接種済みの方
(麻しん風しん予防接種などの風しん含有ワクチンを含む)
・2013年3月14日以降にワクチン接種済みの方
・ワクチン接種前に北区から転出される方
(北区の風しん抗体検査を受診した場合でも対象外となります)
・妊娠中の方、及び妊娠の可能性がある方
予約 | 必要 |
ワクチン | ・風しん単独 または ・MRワクチン(風しん麻しん) ご希望をお伝えください。 |
持ち物 | ・風しん予防接種 予診票 ・風しん抗体検査 受診票 (いずれも北区発行のもの) ・本人確認書類 (健康保険証など) |
費用 | 無料 |
期間 | いつでも可能 |
※ 風しん抗体検査 受診票について
検査結果の記載があるものを指します。予診票添付用として使用します。北区の風しん抗体検査を受診していない方は、抗体価が不十分だとわかる検査結果の書類をお持ちください。(平成24年4月1日以降に受診したものに限ります。)
[受付中] 一般の方
どなたでもワクチン接種を受け付けています。
「抗体検査をしていないが急ぎでワクチン接種をしたい」という方はご相談ください。
全額自己負担での受付となります。
ご来院時に予診票をお渡ししますので、待合室でご記入ください。
ご希望の方には、接種証明の代わりに予診票のコピーをお渡しします。
スタッフにお申し付けください。
※ 基本的に 風しん単独 と MRワクチン(風しんと麻しんの両方)の2種類いずれかの受付となります。
※ 麻しん単独 のワクチン接種をご希望の方はお問い合わせください。
※ 麻しん単独の費用は6,500円になります。
予約 | 必要 |
ワクチン | ・風しん単独 または ・MRワクチン(風しん麻しん) ご希望をお伝えください。 |
持ち物 | ・抗体検査結果の書類 ・本人確認書類 (健康保険証など) |
費用 | ・6,500円 (風しん) ・9,500円 (MR) |
期間 | いつでも可能 |
※ 抗体検査結果の書類について
抗体価が不十分だとわかる記載があるものに限ります。
※ 風しんの追加的対策(風しん第5期)は2025年3月31日に終了しました。
予約について
診療のある日に接種枠を設けております。
受付窓口または電話にて、空きのある日時をお問い合わせください。
接種後に避けたいこと
- 接種部位をこする
- 激しい運動
- 大量の飲酒 など
接種してから4〜5時間程度経っていれば、入浴は問題ありません。
風しんについて
風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の発疹性感染症で、風しんへの免疫がない集団において、1人の風しん患者から5~7人にうつす強い感染力を有します。
風しんウイルスの感染経路は、飛沫感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播します。
症状は不顕性感染(感染症状を示さない)から、重篤な合併症併発まで幅広く、特に成人で発症した場合、高熱や発疹が長く続いたり、関節痛を認めるなど、小児より重症化することがあります。また、脳炎や血小板減少性紫斑病を合併するなど、入院加療を要することもあるため、決して軽視はできない疾患です。
また、風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの女性が風しんウイルスに感染すると、眼や心臓、耳等に障害をもつ(先天性風しん症候群)子どもが出生することがあります。(妊娠1か月でかかった場合50%以上、妊娠2か月の場合は35%などとされています)。
(厚生労働省HPより)
昭和37年度~昭和53年度生まれの男性の皆様には、過去に公的に予防接種が行われていないため、自分が風しんにかかり、家族や周囲の人たちに広げてしまうおそれがあります。この年代の男性の皆様がこれから抗体検査を受け、必要な予防接種を受けると、免疫を持っている人が増え、風しんの流行はなくなると言われています。
(厚生労働省HPより)