胃がんハイリスク検診(血液)について
胃がんハイリスク検診について
更新:2023/6/28
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概要
【対象者】
30歳の方(平成5年4月1日〜平成5年3月31日に生まれた方)
40歳の方(昭和58年4月1日〜昭和59年3月31日に生まれた方)
- 対象者へは、5月中旬に北区より受診票が送付されております。
【検診実施期間】
2023/06/01〜2024/01/31
【自己負担金】
1,000円
【検査項目】
- 問診
- 採血
受診について
受診について
診察時間内、予約不要でいつでも受診できます。
午後の方が比較的空いています。
食事制限はございませんので、お食事は抜いていらっしゃらなくて結構です。
ご持参いただくもの
- ①胃がんハイリスク検診 受診券
- ②健康保険証
- ③自己負担金が1,000円かかります。
- <自己負担金が無料となる対象者>
- ・生活保護受給者
- ・中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び
- ・永住帰国後の自立の支援に関する法律に規定する支援給付を受けている者
- (自己負担金免除の受診券が発行されます)
受診を受けられない方
- ①胃を切除した方
- ②腎不全、腎機能障害の方
- ③すでにピロリ菌を除去している方
- ④胃酸分泌抑制剤(プロトンポンプ阻害剤)を服用中、
- または2ヶ月以内に服用していた方(ペプシノゲン値が高くでるため)
- (例)タケプロン、パリエット、ネキリウム、オメプラール
- ⑤その他、医師の診断の結果、胃がんハイリスク検診の判定が困難であるとされた方等
-
その他の詳細は
- 北区健康推進課コールセンター Tel : 03-3908-9034
- または 北区のWEBサイト をご確認ください。
胃がんハイリスク検診とは
胃がんハイリスク検診とは
胃がんハイリスク検診とは、血液検査により胃粘膜萎縮の程度(血清ペプシノゲン値)とピロリ菌感染の有無(血清ヘリコバクター・ピロリ抗体)を測定することで、胃がんの発生リスクをA〜Dの4群に分類し、そのリスクに応じた胃内視鏡検査等を行うことで、より効果的に胃がんの予防や早期発見を図ることを目的とした検査です。
この検査は将来的に胃がんになりやすい状態かどうかを調べるためのもので、胃がん検診(胃エックス線検査)と違い、直接胃がんを見つけるものではありません。
血清ペプシノゲン検査とは
血液中のペプシノゲンの量を測定して、胃の状態を調べる血液検査です。ペプシノゲンは、胃液に含まれれるペプシン(消化酵素)のもととなる物質で、わずかな量が血液中に移行するため測定できます。この量が減少し一定の値に達すると「陽性」と判定されます。
陽性とは、胃粘膜が萎縮し、薄くなっている(萎縮性胃炎の状態)と判断できます。萎縮性胃炎の状態は、胃がんなどの疾患が発生しやすい状態であると言われています。
血清ヘリコバクター・ピロリ抗体検査とは
血液中のピロリ菌の抗体の有無を測定しピロリ菌に感染しているかを調べる血液検査です。ピロリ菌は人間の胃の中に住む細菌で、ピロリ菌が胃潰瘍や十二指腸潰瘍、萎縮性胃炎の原因のひとつとなるほか、ピロリ菌の感染と萎縮性胃炎があると胃がんになる危険性が高まるといわれています。
検診結果と受診後の流れ
検診結果と受診後の流れ
胃がんハイリスク検診受診
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検査結果によって、胃内視鏡による検査が保険適用で受診できます
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胃内視鏡検査の結果によって、ピロリ菌の除菌治療が保険適用で受けられます