胃カメラについて
更新:2023/6/28
- 当院では経鼻内視鏡を使用した胃カメラ(内視鏡)の検査を行っております。
- 検査の際はご予約が必要になりますので、一度ご来院頂き、受診してくださいますようお願い致します。
胃カメラ検査にあたって
※ご覧になりたい注意事項や内容のタブをクリックしてください。
前日の注意事項
前日
検査の前日は、以下の注意事項をお守りください。
お食事
- 検査前日の夕食は、うどん・パン・お粥などのやわらかいものをお召し上がり下さい。
- 夜8時以降は絶食としてください。
- コーヒー・ジュース・牛乳等も控えてください。
- お水・お茶は飲んでも構いません。
よくある質問
- Q:食べてはいけないものとは、具体的にどういったものですか?
- わかめ、ごま、のりなど。消化しにくい食品の摂取は控えてください。
当日の注意事項
当日
当日は、以下の注意事項をお守りください。
お食事
- 検査当日は朝食を召し上がらずにご来院ください。
服用中のお薬
- 当日の服用は避けてください。
- ※血液を固まりにくくする薬(バイアスピリン、ワーファリン、パナルジンなど)を服用中の方は、検査の1週間前から中止して頂くことがあります。
服装
- 検査中は足首等に心電図をつけ、モニターしながら行いますので、ストッキングやタイツなどの着用は避けて頂くか、検査前にお脱ぎ頂きますのでご了承下さい。
その他
- 検査用の麻酔(呼びかけに答えられる程度のもの)を使用することから、念のため当日は自転車や自動車を運転してのご来院は避けてください。
よくある質問
- Q:当日の朝は、お水やお茶を飲んでも大丈夫ですか?
- 問題ありません。ただし、コーヒー・ジュース・牛乳などはお控えください。
検査の流れ
検査の流れ
検査の流れは以下の通りです。
- 胃の中の泡を消す粉薬を水に溶かして、飲んでいただきます。
- 心電図、血圧計等をつけ、体調をモニターしていきます。
- 検査用のゆるい麻酔を使っていきます。
- お鼻の通りを確認します。
- 局所麻酔をし、検査を開始します。
- 検査時間はだいたい10分前後になります。
- 組織検査が必要な方は、組織を採取します。
- 1時間半ほどベッドでお休み頂きます。
- リカバリー後、モニターの写真をお見せしながら、病状の説明を行います。
- ピロリ菌検査が必要と思われる方は、ご案内させて頂きます。
- 組織検査をした場合は後日(7〜10日後)検査結果をご説明致します。
検査用の麻酔から回復する時間や、検査結果をご説明する時間も含め、
全体を通して、3時間ほどお時間を頂きます。
予めご了承ください。
よくある質問
- Q:どんな時に胃カメラ検査を受けたら良いですか?
- 胃が痛かったり、胸やけが強い場合や、食欲がなかったり、食べ物がつかえる感じがする場合に検査をお勧めしております。
- Q:検査でどういった病気が見つけられるのですか?
- 逆流性食道炎、胃ポリープ、胃潰瘍、胃がんなど。
- Q:胃カメラの検査は痛いですか?
- 経鼻内視鏡を使用し、さらに局所麻酔、鎮静剤使用により、従来より吐き気などの苦痛が軽減され、ほとんど分からない内に検査は終わります。
- Q:麻酔はどの部分に使いますか?効果時間はどれくらいですか?
- 麻酔は鼻腔の局所麻酔と点滴による鎮静剤を使用し、ほとんどの方が無意識の状態で行います。
- 効果時間は1〜2時間ほどになります。
- Q:料金はいくらくらいになりますか?
- 検査内容によって変化するので一概には言えませんが、平均で3割負担だと約5,000円、1割負担だと約1,500円くらいです。ただし、組織検査(生検)を行った場合は、さらに1,500円(1割)〜4,500円(3割)前後のご負担がかかります。
- Q:組織検査とは何ですか?
- 組織検査(生検)とは、胃や食道の粘膜に異常所見がみられた場合、それが癌であるか否かを調べるための病理検査です。